2015年3月25日水曜日

留学して良かったと思うこと、


時間がありあまって退屈している人以外は、以下の部分を読み飛ばしてください。
完璧な自己満足のブログになりつつあります。

------------------------------------------------------こっから-------------------------------------------------------------

自分が心理学を専攻しようと思った理由は、人間の感情、記憶の仕組みについて学びたかったからです。

高校生の時に、人並みに人のことを好きになって、人並にそこそこ大きな失恋を経験して、人生で最悪の気分になったときがありました。

勉強は手につかないは、夜は眠れないはやっと眠れたと思ったらまた目が覚めるは、ありきたりで今聞いたら嘲笑するような恋愛ソングを聞いては涙するはでそれはそれは大変な時期でした。

「もう一生この感情をひきずるのだろう」てくらいに落ち込んだのですが、
まあ2~3か月すれば元通りに回復することができました。

人間の忘れるという機能は時にはすごく便利ですが(当時は受験生だったので特に)、過去の感情を忘れかけていることに気付いた時は、自分にすごく腹が立ちました。

「あの時すごく落ち込んでいたくせにもうへらへら笑えているのか」
「あの時の感情は嘘だったのか」
「その程度の思いだったのか」

みなさんも同じ風に感じたことはないでしょうか?

例えば、失恋ではなくとも、何かの映画を見てすごく感動した後、涙を流した後のあのフレッシュな感情とかって、ずっと残しておきたくないですか?
この例は限定しすぎましたが、他にも、新年の抱負や、悔しい思いの後の決意、座右の銘、自分の中に留めておきたい感情や思いはだいたいの人が持っていると思います。

でもそれを持ち続けることが難しい。人は、忘れてしまう。

さっきも言ったように、便利で、適応的な側面もありますが、その時の自分は、ただただ自分に腹が立っていたのです。
だから、大学に進学したらこの記憶の忘却という機能に挑戦して、徹底的に理解・分解して、応用して、支配してやるぞって思いで自分は(認知)心理学を専攻することを決めたんだと思います。


結局、、、


人の記憶や感情の仕組みについてはちらっと触れたものの、その意思でさえも薄れてしまい、人の偽善性や、楽観性、自己呈示、帰属の仕方や、幸福の理論について大学では学び、今ここアメリカでは心理学からやや離れて生理学を主に学んでしまっております。


結局また同じ。あの時の想いはいずこへ。。。


ただ単に意思が弱いのか、忘却の機能が強すぎるのか、それとも人は常に新しい刺激を求める生き物だからなのか、
自分が常にこうも揺らいでいるのは。


今回、ブログにしようと思ったのは、この頼りにならない移り気な自分の感情が、
最近また何か新しく感じ出したことがあるらしいので、それを伝えようと思ったのです。

ちょっと彼の声に耳を傾けてみましょう。


------------------------------------------------------ここまで-------------------------------------------------------------


「今」、感じている、アメリカにきて良かったなって思うことです。

二つあります。

一つは、自分が留学前に求めていたことで、十分すぎるくらいに、自分の成長の機会が与えられていること。
日本での"Comfort zone"を抜け出して、普段の日常会話から、クラスでのプレゼンまで、あらゆることが挑戦で、あらゆることが自分の成長の機会です。

ストレスは確実に感じます。
目つきは少々悪くなります。

ただ、それを乗り越えた後の達成感は、文字では表現することのできないくらい心地よい感情です。



あと13時間したら、テニスの授業で、自分が先生として授業を行います。
プレゼンをする機会はありますが、生徒の前に立って実際にティーチングをするのはこちらに来てから初めてです。
不安で不安でぶっちゃけ投げ出したい気持ちが半分以上ですが、後から振り返れば全部財産ですよね。全力を尽くしたいです。


二つ目は、人との出逢いです。
当然、ここでは日本人とは違った考え方の構造をもっている人たちが住んでいます。
国の違い、宗教の違い、それによって影響されるさまざまな考え方、生き方は、それまでの自分が慣れ親しんできたものとは全く違って、自分の移ろ気な感情はいつもふわふわとあっちこっちへと漂っています。

「ああ良いな」とか、
「いやいやそれはあかんでしょう」って。



自分のことを弟だと呼んでくれる、大切な人もできました。

彼女はクリスチャンです。
神という存在に対して、自分とはまったく異なった考え方をしています。
でもそれがすごく興味深いのです。

自分もキリスト教徒に今すぐなろうとは思いません。
ただ、その教えの中で、自分が生かしていきたいと思うような部分はあります。
そして、彼女に少しでも近づいていけたら良いな、と思うのです。

どうせあと五回くらい寝ればこの想いもきっと消えてしまいますが、

それでも五回寝るまでの間に、学んで、少しだけ成長しよう。





さて、一時間くらいでばーと「最近」自分の脳みそ様が感じているらしいことを書きました。



最後に一つだけ、役に立つかもしれない情報を。

アメリカに留学する予定の人で、携帯電話についてどうするか迷っている人がいれば、
Hanacellという会社と契約することを考えてみればどうでしょうか。
今自分が使っている携帯電話は、そこの会社と契約したものです。

http://www.hanacell.com/


さて、テニスの授業頑張ります!


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