2015年1月15日木曜日

British Christmas, American New Year's Eve


松本とチコでの生活の一番の違いは、冬の過ごしやすさだと思います。

チコの一月は、今のところほぼ毎日快晴状態で、一日の最低気温もだいたい5℃程度です。
コートを脱ぎ始める人も、ぽつぽつ見えてきました。
がむしゃらにスケボーを乗り回したら、きっと皆さんも汗をかくと思います。


さて、クリスマスと大晦日の楽しかった日の想い出を、いつもより少しくだけた感じで振り返ってみたいと思います。
欧米諸国は日本とはまったく逆で、以下のような慣習があるんですよね!

  ☆ クリスマス ☆ = 家族でまったりと、
   ★ 大晦日 ★   = 友達や恋人とわいわい過ごす


1. Christmas Day

アメリカにいながらにして、British Styleでした。
実は、冬休み中、イギリス人ルームメイトのレイチェルファミリー(パパ、ママ、弟)が、イギリスからチコにやってきていたので、家族水入らずのところにご一緒させていただいたのです!

クリスマス当日の25日は、トランプをしたり、音楽を聞いたり、プレゼントを交換したりという感じで、まあのんびりとした時間を過ごしました。
午前中は、クリスマスに空いているお店を求めてあちこち自転車を乗り回しましたが。(クリスマスではThanksgiving dayの人同様、ほとんどのお店が閉まっているのです)
誰かにクリスマスカードを渡したのはこの日が初めて!
自分はなんとハリポタに登場するカエルチョコをもらいました(あの動いて窓から逃げていくやつです)。

レイチェルパパはイギリス人なのですが、レイチェルママがアイルランド出身で、常にアイルランドの音楽を流しては、「げんやはこの曲知っている?この曲は××という人が歌っていて、こういうところがとても良い!」と、とても熱狂的で、話を聞いていてとても楽しそう。
アイルランド人であることのアイデンティティに誇りと歓びを感じている彼女からは、「アイルランドに来なさい!」と10回くらい勧められました。


しかし、イギリス英語もそうですが、アイルランド英語は特に聞き取るのが難しいですね!
こちらに来てからは実感するのは、ひとくくりに英語と言っても、いろいろな種類があって、それはレイチェルファミリーのように、地域の違い(方言)に依るものや、日本人が話すカタカナ英語のように、第一言語の影響から独特の発音・イントネーションを備えているものなど、本当にいろいろな英語があるということです!特に、語彙と発音は顕著な違いを見せてくれます。

ちなみに、第一言語の影響を受けているという後者の場合で、アジア圏の国のうち、日本、韓国、中国という三つの国の中で英語を比較すれば、自分の印象では、
韓国 ⇒ 日本 ⇒ 中国 の順で、英語がアメリカ英語に近く、聞き取りやすいな~と感じます。
出会った韓国人はみんな、綺麗な英語を話している印象です。


クリスマスに話を戻すと、、、
その日の夕ご飯は、普段はあまりキッチンに立たないレイチェルが包丁を握ってくれて、ターキーやプディング、クリスマスケーキなど、とても豪華な夕食をいただくことができました。
Thanksgiving day の食事に近い感じです。
夕食前にはクラッカーを鳴らしたのですが、イギリスのクラッカーはなんと日本にあるような通常のものとは異なり、お互いで一つのクラッカーを引き合って勝負を競いあったり、中に入っているおもちゃで遊んだり、クラッカーについている紙の王冠をかぶったりすることができるなど、イギリス独自の個性を兼ね備えた特別なものです。
レイチェル曰く、子どもにとても大人気だそうで、日本にもあれば楽しいだろうな~と思いました。


2. New Year's Eve

そこまで寒いわけでもなく、いつもと特別違ったことをするわけでもなく、年末の大掃除をするわけでもなく、、、

ということで、あまり年末感がなかったのですが、すき焼きを作り、年越しのうどんを食べることで、無理やり年末感と士気を高めました。

その後、約束していた友達の家にカウントダウンを言うために日本人ルームメイトと、日本製のクラッカーを持ってお出かけです。

アメリカ人の友人宅へ行っていつも驚かさせることは、ボードゲームがたくさんあるということです。トランプや双六などから始まり、それらをミックスさせたものや、今まで見たこともない小道具を使うものなど、アメリカのおもちゃはバラエティに富んだものが多いな~と感心させられます。

レイチェルファミリーとした時もそうでしたが、トランプ一つをとってみても、ルールが複雑で、頭を使わされるものが多かったです。
残された2014年へのタイムが刻々と切られていく中、脳内エネルギーもどんどん消費です。

4人中3人のアメリカ人が実家の方に戻らずにこうしてアパートに残り、友人と時間をすごしているということで、日本とは違うね~という話を持ちかけたところ、その友達の一人が、今家の方には、祖父母、両親の兄弟が来ているから、親類へあいさつというよりは、友達と楽しく過ごす方を優先したと説明してくれて、周囲の人間関係に対する優先順位は、年齢によって異なるのだな~と発見です。




初海外でのクリスマス、年末ということで、貴重で素敵な経験でした。

今度は、アイリッシュスタイルですね~

2015年1月12日月曜日

Reading, Listening, Writing, Speaking ... + α

明けましておめでとうございます。

新しい年になりましたが、みなさんは新年の目標(New Year's resolution)はたてましたか?
私の目標は、休暇中にハリーポッターの「炎のゴブレット」を読み切ること、留学中にハリポタシリーズを読破することです。

英語力はよく、Reading, Listening, Writing, Speaking の4つの指標で測られますね。

おそらく、「こっちに来てから何かが一番伸びた?」と聞かれたらは、答えはReadingだと思います。
特にセメスター中は、講義を聴いたり、他の人と話したりする時間よりも、ほとんどの時間を机に向かって教科書を読むことに費やしてきた分、ハリポタとかは集中すればだいぶすらすら~と読めるようになってきた気がします。
(ただ以前、『ホビット』を見にいった際には、ドワーフの言っていることがほとんど聞き取れず、Listeningがやばいという現実に直面しましたが…。)

帰国した後は、英語力ごとに結構差が開いているのではないかな~と思います。

…と、今ここで書いてみて思ったのですが、帰国後のその人のIELTSの得点とかを見てみれば、その人がどういう留学生活を送っていたかは結構推測できるものなんじゃないでしょうか?

私のルームメイトの一人の日本人は、すごく社交的で、宿題よりも人付き合いを優先するようなタイプなので、自分の比較した場合には、SpeakingやListeningがすごく伸びているんじゃないかな~と思います。

(飯沼さん、どうなのでしょうか?笑)


そして、ここからは少し角度の変わった別の話で、今、留学準備をしている人は、自分の留学中の目標に合わせた英語の勉強をしてみると良いかもしれません。

他の人とコミュニケーションを行う上での最低限の英会話、教授の言っていることを理解する聞き取り能力はもちろん誰にでも求められて、それは全ての人が留学前に基礎して身につけておくのが理想ですが、それ+αでの英語力も、身につけておくとのちのち役に立つと思います。

例えば、自分の専門分野の知識を深めたいという目標があるのであれば、先に専門用語だけでも見直しておくと、留学生活中の負担が減りますし、たくさん友達を作りたい!というのが目標であれば、こなれた表現を覚えておくことで仲の良い人間関係を築きやすくなるでしょう。

きっとそういった事前準備は、「自分のやりたいこと」にも直結しているので、思い浮かべてやっていけば、案外楽しく勉強できるんじゃないでしょうか?


次は、クリスマス、年末編です!